肩こりとは簡単に言うと筋肉が緊張し、その緊張から血管が収縮し血流が正常に流れない状態となります。すると筋肉をへ栄養や酸素が十分に運ばれない状態となり、疲労物質が筋肉に溜まってしまいます。この疲労物質(乳酸)が
肩の痛みの元(肩こり痛と言われる)となります。
生活する上で常に筋肉は働いています。常に体全体が動くと、全身の血行が促進されるのですが、椅子に長時間座っている時など、同じ姿勢を長時間維持している事が多々あります。 その様な緊張しきった状態が続くと筋肉の血行が悪くなり、老廃物が蓄積されることで肩こりがおこります。
肩こりは肩(または首、背中)に血行不良により疲労物質が溜まった状態を指します。
この状態を肩に重い物が乗っている状態と似ていることから、「重い」と感じたり、痛いツボを押されているかのような痛みから「痛い肩こり」と 言ったりします。 肩こりのツボを刺激すると「痛い」と「気持ちいい」を同時に感じることができ、この「痛気持ちいい」あまりに、長時間刺激を続けると筋肉を損傷してしまい(もみ返しと言います)肩こりとは別の筋肉のダメージ による痛みが発生してしまいます。 肩もみや指圧の刺激は、「気持ちいい」と「痛い」の間でほどほどにしましょう。
肩こりの症状を伴う疾患としては、老化(更年期障害)、貧血、精神的ストレス などがあります。
他に内臓に関する病気(心臓、胃など)の可能性もありますので、マッサージをしたり、休息を取っても改善しない場合は、医者へご相談されるとよいと思います。 近年、肩こりを専門とする病院(相談窓口)が増えてきております。「肩こり外来」の文字と自分の都道府県名で検索してみましょう 。 専門の医師の診察から、鍼治療やマッサージ、体操、生活習慣を指導していただけます。 | 親しい方に手伝ってもらうと持ちも和みます |