・職場での毎日の姿勢を考えてみる。前かがみでの作業やデスクワークでの一部の筋肉を集中的に使うこと ・日頃からの体操やストレッチを行うことで肩の筋肉を緊張させない生活を心がける ・寝そべって肘で上半身を支えた状態で本を読む。または片手で頭を支えながらテレビを見る ・右肩、もしくは左肩のみ荷物を担いでることで片方の筋肉が緊張してしまうこと。 肩こりの原因については様々ありますが、中でも仕事によるデスクワークや軽作業を同じ姿勢で続けることや、生活する上で肩がこる 状態が避けられない方も多いかと思います。 仕事中には、同じ部分の筋肉を使い続け緊張させ続けることで血行が悪くなり肩こりがおこります。また、「細かいことをあれこれ考えると肩がこる」と言われるように、悩み・ストレスが首や肩周辺を緊張させ、肩こりとして現れます。 肩こり原因を排除することは困難ですが、自分なりに肩が緊張している状態をよく知り、早めに手を打つことで肩こりの症状を軽減することができます。 人間の頭部は非常に重いため、支えるために首周りには多くの筋肉があります。また、重い腕を支えて上腕から肩胛骨周辺にかけて多くの筋肉があり、私たちの繊細な作業ができるような生活を支えています。 この肩周辺の筋肉が適度に運動し、適度に休息することで正常に機能しますが。私たちの偏った姿勢(猫背、なで肩、悪い姿勢)によって、または一部の筋肉のみ過重労働(一日中前屈みで作業している。パソコンの前でマウスを動かし続ける。長時間の運転で目を酷使する) が繰り返されると患部の筋肉が緊張した状態となります。 緊張状態は、筋肉に流れ込む血流が減少してしまい、十分な栄養分と酸素が供給できなくなります。 十分な酸素がない状態で筋肉が動き続けると疲れの原因となる疲労物質(乳酸)が溜まってしまいます。この疲労物質が溜まった状態の 時、違和感や痛みの感覚が伴います。この感覚を肩こりと言います。 同じ職場や同じ家族でも「生まれてから今まで肩こりになったことは一回もない」という方がいるように、肩こりとは周りの環境よりも個人の生活習慣により違いが出ます。また、同様の仕事をしている方でもひどい肩こりでる人と、まったく肩こりをしない方 もいます。この「肩こりである」という感じ方は自分だけの感覚によるところが大きく、実際のこり(筋肉の緊張度合い:堅さ)が同様でも、肩こりに悩む方と全く問題がない方がいます。 仕事の関係から考えても、毎日の生活習慣を「肩こりのない生活」にシフトする事は難しいと思います。それでは、少しでも症状を軽減できるように肩こりの原因を特定しストレッチやマッサージなど対策を考えましょう。 肩こりをストレッチで解消することは、とても簡単で、費用もかけずにすぐに出来ます。ただ、仕事を多少中断することになりますので、職場の同僚や上司に理解してもらう必要があります。 自分の肩こり解消に有効なストレッチや体操を見つけて、毎日適度に行うことにより肩こりを改善していきましょう。
スポーツを良くする人は、肩こりは少ない傾向にあります。これは肩こりと筋力が関係しており、頭を支える筋肉が無理をしたことにより肩こりの状態になりますが、十分な筋肉量があると無理をせずに生活することができるので過度の疲労で筋肉が硬くなる ことはなくなります。 |